闇金、借金相談は必ず弁護士へ。
警察は民事不介入を名目に、悪事を働く人を放置し続けます。
上層部より降りてくるキャンペーンやノルマに手一杯で、民間人の事は考えてくれません。
警察は公務員であり、給料が保障されています。
新しい仕事は極力増やしたくないのです。
その結果、被害届や相談が出ているにもかかわらず、重大事件に繋がる事も多いわけです。
当然、人手不足やら正義感を失っていない警察官もいるのでしょう。
しかし全体的に見ると稀有な存在です。
一方、弁護士はどうでしょうか。
弁護士は報酬という目に見えてわかりやすい「お金」の力が働いているので、動きは早いです。
着手金を貰っていたり、成功報酬があったりとわかりやすい目標があります。
警察にはないのです。
どんな事件を解決しようが怠惰な日常を送ろうが、公務員で一定なのです。
少々長い話になりますが、民事不介入という言葉のあやふやさが巻き起こした
事件がありました。
◆電車内での日常茶飯事?迷惑行為の間違った対処
数年前、電車内のつまらない喧嘩で終電を途中下車したことがありました。
終電の混雑する車内で、酔っぱらって足を広げたサラリーマンの足を私が蹴った事が発端です。
酔っぱらったサラリーマンは私に暴力を振るい、掴み掛って二人は御用。
交番に連行される事となりました。
◆先に手を出した方が加害者となる。威力は関係ない
軽かったとはいえ、先に手を出した私が加害者となり、迷惑行為を働いていた
サラリーマンは被害者です。
ですが、サラリーマンに殴られた私は治療中の歯が取れてしまいました。
加害者である私が一方的に謝罪する事を警察から強要されました。
心がこもっていない謝り方では謝罪は受けいられるはずがないと説教されます。
手を出してしまった私が悪いのは当然ですが、迷惑行為を働いたサラリーマンは無傷、私は怪我をしています。
頑張って体裁を繕ったつもりでしたが、100%心がこもるわけがありません。
◆警察の言う民事不介入は自己都合
サラリーマンは尚も私を罵倒し続けます。
怪我の治療費の事を質問すると、警察官は言いました。
「警察は民事不介入だから」、と。
被害者と加害者の意見は平行線となり、終電を無くしたサラリーマンは言いました。
もうどうでもいいから、タクシー代をよこせと。ダメならパトカーで送れと。
そこで困った警察官は私に持ちかけました。
「タクシー代を出せばこの件は解決するから、お金を出してくれ」、と。
先程民事不介入と言ったばかりなのに、警察が私にお金を出すように持ち掛けてきました。
こんな話は納得できるはずがありません。
私が頑なにそれを拒むと、いよいよ二人は警察署行きです。
◆署で完結された驚くべきやり取り
交番から警察署へと運ばれて行きました。
二人は別々の取調室に入れられ、調書を取られます。
強面の部長さんがやってきて、下らない喧嘩だけどちゃんと償ってもらうと言います。
私は警察の態度が許せなかったので、全てを受け入れていました。
しかし数分後、隣の取調室から聞こえた声の後、部長さんがやってきました。
反省文を書いてもらったら帰っていいよと。
なぜか扉が開けっ放しだったので、隣の部屋の話は聞こえてきました。
新人だったサラリーマンが事件になることを恐れて、私を全面的に許した事。
酒に酔っぱらって起こした事件が怖かった事。
会社に連絡されるのが嫌なので全てを許す事。
とは言え、警察が動いた以上何もせずに釈放というわけにはいかないので反省文というわけです。
警察からは適当に書いてくれていいと言われましたが、私は怒りに任せて2枚書きました。
その後私は釈放、新人サラリーマンは少し寝かせた後に釈放という事です。
・・・少々長くなりましたが、警察はこの手の仕事が当然面倒なのです。
私も反省しています。下らない事で全ての人の時間を無駄に費やしました。
ですが、警察の「民事不介入」という言葉の曖昧さがなんとも許せません。
面倒な事件ですよね。それはわかります。
しかしその言葉を盾に都合のいい方向に結びつけ、両者の罪の所在を有耶無耶に
楽しようとしている所が露呈されていました。
さらには、民事不介入と言いながら、金銭要求なんてもってのほかです。
◆警察は正義の味方ではない
悲しい事に、警察官は正義の味方ではありません。
法の守り人なのです。
一方、弁護士はお金を払えば法律に向き合って戦ってくれます。
自分の給料を左右する事ですから、対応も当然早いです。
お役所仕事は頑張っても怠けても給料は同じなのです。
親身になってくれるはずもありません。
借金地獄や闇金問題は個人が極限のストレスの中で助けを求めたい事です。
警察はその辺考えてくれないばかりか、説教すら垂れることもあります。
余計なストレスを上乗せしてくる可能性が高いです。
弁護士はそれを不利益と思っていますので、傷つけるような発言はしません。
精神的にも速度的にも、圧倒的に弁護士なのです。
「事件」であるならば警察ですが、そこも弁護士の判断を仰いでからです。
借金や闇金の相談はゼッタイに弁護士からにしましょう。